昨今話題の特定外来生物、ナガエツルノゲイトウ。
6月15日の読売テレビニュース「ニュースten」で放送されていたので、
見られた方もいらっしゃるでしょう。

高槻市ではこんなに大量ではないですが、田んぼや水路に発生しています。
琵琶湖にたくさんあるので、淀川から水を引いている田んぼは要注意です。
重要なことは早期発見、早期駆除。
生育面積が増えてからでは人出もお金も時間もかかります。

昨日、5月16日のナガエツルノゲイトウバスターズは雨天のため中止しましたが、
見に行くとやっぱり気になって抜いてきました。

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水路に生えているのはこんな感じ。
コンクリートの隙間に根をはり、水面に出ようとしていました。


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花が咲いています。
クローバーみたいでかわいい。


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去年ものすごく丁寧に抜いた別の場所でも、根の切れ端から発芽していました。
わすか3㎜ぐらいの切れ端でも、地面に残ると発芽します。
すごい生命力。
これが重機の車輪や長靴に引っ付いて行って、次に行ったところに定着、
という問題が起こっています。
ナガエツルノゲイトウを踏んだら、必ずその場で泥を落としてから、
次の場所へ移動してください。


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ついでに、気になっていた水路も見てきました。
特定外来生物オオバナミズキンバイが生えています。
こちらも昨年めっちゃ丁寧に抜いて、撲滅宣言だしたいな~と思っていたのに…。

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残っていたらしく、開花していました。大ショック。
渾身の丁寧さで抜いてきました。
高槻市内ではオオバナミズキンバイは3か所あったのですが、残るはこの1か所。
来年には撲滅宣言を出したいです。

高槻市内でこの2種を見た、という方は、あくあぴあまでご連絡ください。
ナガエツルノゲイトウバスターズは毎月第1,3水曜日 10~12時です。
参加いただける方もあくあぴあまでご連絡ください。