拾って机の上にどんぐりを置いておいたら虫が出てきてビックリ!どんぐり虫の正体はハイイロチョッキリ、コナラシギゾウムシなどの甲虫です。ハイイロチョッキリはどんぐりのついている枝をチョッキリ切り落とします。何のためかというと、どんぐりの中に卵を産んでいるから。でもシギゾウムシは産卵後にチョッキリ切り落としません。なぜ違うのか、みんなで考えてみました。

どんぐりの木は、せっかく作ったどんぐりを食べられてしまうなんて、やられっぱなしなの?
1年成・2年成どんぐりがあること、2年成どんぐりにも2つのタイプがあること、一方はめっちゃ食べられるのに他方は食べられないこと、めっちゃ食べられるどんぐりは隔年で実ること、などを教えてもらいました。

身近な生き物のくらしに疑問をもち、なぜか考え、データを集めて検証する。どんぐり虫のくらしから始まり、生態学の入口をのぞかせてもらいました。

【日 時】11月23日 (水・祝) 13:30〜15:30
【講    師】平山大輔さん (三重大学教育学部教授)
【参加者】21名

どんぐり虫1
なぜ、どんぐり虫がこんなことをしているのか、
みんなで考えながら、ひみつを解き明かしていきました。


どんぐり虫3
どんぐりをカッターで切って、中の虫を取り出します。


どんぐり虫2
これが どんぐり虫
(講座中に出てきた虫とはちがいます)

どんぐり虫2
小さいので、机を回ってみんなに見てもらいます。

s-ハイイロチョッキリ
大人になったらこんな虫。
ハイイロチョッキリです。
メモリは1㎜なので、1㎝ぐらいの虫です。

s-コナラシギゾウムシ
こちらはシギゾウムシ。
ハイイロチョッキリよりも口が細く、少し小さい。

どんぐり虫飼育
幼虫はカブトムシ用の土や、庭の土で飼育できるそうです。
水分が多いとカビが生えるので、かなり乾いた状態にしておくと、
幼虫で冬を越し、春にサナギになり、初夏に成虫になるそうです。