(今年のつる草抜きの日程は雅楽協議会のホームページをご覧ください)
カナムグラなどのツルに覆われたヨシ。
つる草抜きをした結果、ヨシだけでなく様々な動植物に出会うことができました。
写真はナンバンギセルとキツネノカミソリの花。
鵜殿のヨシを蘆舌(ろぜつ)(吹き口)に使った篳篥(ひちりき)の演奏。
笙(しょう)の演奏。
竹を17本使っています。
今日紹介された楽器。
上から、雅楽の楽器の笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)
その下は、手製のヨシ笛(エアリード)、ヨシ笛(シングルリード)、竹製の横笛、ホイッスルの内部。
手製の楽器も合わせ、どうやって音が出るのか、仕組みを解説してもらいました。
楽器の素材。
上は、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)に使うマダケの雌竹、
下2本は、笙(しょう)に使うマダケの雄竹、
下の細いヒモのようなものは、篳篥、龍笛の外側に巻く桜の皮。
桜の皮を細く削りだして笛の外側に巻くのだそうです。
巻きつけるための接着剤は、なんと卵白!
卵白を塗って桜の皮を貼り付け、熱を加えて卵白を固まらせて固定するそうです。
昔の人の知恵はすごいですね。