あくあぴあブログ

高槻市立自然博物館(あくあぴあ芥川)のブログです。

楽器の生き物展ポスター
企画展「楽器の生き物たち」
2024年3月2日 (土)~5月19日(日)

場所: あくあぴあ芥川1階 企画展スペース

←クリックするとポスターが拡大します

ナガエツルノゲイトウバスターズは冬休み中ですが、もう一つの特定外来生物オオバナミズキンバイが成長してきたので、冬の間に駆除しようと緊急招集。
これを放置しておくと水路いっぱに広がって、水が流れにくくなり危険です。
切れ端から生育しないよう、冬の間に駆除します。

20240311オオバナミズキンバイ2
水路のカーブのところにひっかかった切れ端から繁茂したと考えられます。
昨年6月にも駆除したのですが、増えてきたので駆除しました。
参加者10名。

20240311オオバナミズキンバイ3
太い根を掘り上げました。
これでもう生えてこなければいいのですが、そんなに甘くはないでしょう。

20240311オオバナミズキンバイ1
オオバナミズキンバイの生育地にたどりつくために、
木の枝をはらったので、そのゴミのほうがたくさん出ました。
ノイバラが多くて痛かった。
オオバナミズキンバイは5袋でした。

5月ぐらいにパトロールして、出ていたらその都度駆除します。

高槻市民のみなさま。
怪しい水草を見かけたら、詳しい場所をお知らせください。
駆除対象は、ナガエツルノゲイトウオオバナミズキンバイです。
よろしくお願いします。

毎年恒例、家族3世代のグループ・ジュネスによる、ピアノ、フルート、バイオリン、チェロ、ギターのクラシックコンサート。小さな子ども大歓迎なので、クラシックだけでなく映画音楽なども演奏してもらいました。今年はNHK朝の連続ドラマ「ブギウギ」のハッピ⭐︎ブギも。

20240309クラシック6
会場は満席

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ピアノ

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フルート、バイオリン、チェロ

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ギター

プログラム

・ゆうがたクインテットマーチ(宮川彬良)
・ハッピ⭐︎ブギ(服部隆之)
・Aquaアクア(坂本龍一)
・美女と野獣(アラン・メンケン)
・Story(ディズニー映画・ベイマックス)
・アイガツトリズム(ガーシュイン)
・トリッチ・トラッチ・ポルカ(ヨハン・シュトラウス2世)
・リトル・フーガ(バッハ)
・This is me(映画・グレイテスト・ショーマン)

アンコール
 ・Let it go(映画・アナと雪の女王)

演奏:グループ・ジュネス
日時:2024年3月9日 午後2時~3時30分
場所:あくあぴあ3階多目的ホール
参加者:42人

2月のあくあぴあのおはなし会を開催しました。
テーマは「白色」でした。
真っ白な紙を折ったり曲げたり、ちぎったり。いろいろな姿に大変身。
もうすぐやってくるひなまつりの歌も歌いました。
あくあぴあからは、いろいろな昆虫を観察して、白い模様を探しました。

次回のおはなし会は4月24日(水)11時~11時30分 3階多目的ホールで開催します。
みなさんの参加をお待ちしています。

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日時:2024年2月24日(水)11:00~11:30
場所:あくあぴあ芥川 3階 多目的ホール
講師:おはなしうさぎのみなさん
対象:未就学児とその保護者
参加者:15人
申込:不要・直接会場
参加費:無料





みなさんは楽器で音楽を奏でたことがありますか?その楽器には、どんな生き物がかくれているでしょうか。木?竹?皮?毛?糸? この展示では楽器に使われている生き物を紹介します。特に雅楽のヨシ、楽器のいろいろな木、三味線の皮、について詳しく解説します。

日時:2024年3月2日(土)~5月19日(日)10:00~17:00
場所:1階企画展スペース
詳しい内容はこちら(PDF)


楽器展チラシ表

楽器展チラシ裏


企画展関連行事
●講座「鵜殿のヨシを使った雅楽の楽器」
雅楽の歴史、使われている楽器、特に篳篥(ひちりき)のリード(蘆舌(ろぜつ))に使われている鵜殿のヨシについての講座です。
(楽器は作りません。コンサートではありません)
日時 3月2日(土)午後1:30~3:30
場所 3階多目的ホール
講師 鈴木治夫氏(元東京芸術大学講師、雅楽協議会代表)
対象 小学4年生以上
定員 30名
申込 2月3日からあくあぴあへ電話(072-692-5041)でお申込みください


●あくあぴあ クラシックコンサート
バイオリン、ピアノ、フルート、チェロ、ギターによる室内楽五重奏
コンサートホールに入れない未就学の子どもさん大歓迎!
日時 3月9日(土)午後2:00~3:00
場所 3階多目的ホール
演奏 グループ・ジュネス
対象 どなたでも(小学生未満は保護者同伴)
定員 30名
申込 3月3日からあくあぴあへ電話(072-692-5041)でお申込みください

●ギャラリートーク 楽器を弾いてみよう
日時 3月31日(日)・4月6日(土)午後1:30~2:30
場所 1階企画展スペース
講師 高田みちよ(当館主任学芸員)
申込 不要


気温は低かったものの、風がなく晴れていたのでゴミ拾い日和でした。

20240303おそうじ隊1
堤防の上から見ているとゴミは少なそうに見えます。
阿武野高校ボランティア部、高槻第六中学校自然観察同好会の生徒さんが参加してくれました。

20240303おそうじ隊2
河原に下りるとツルヨシにビニールや土のう袋の残骸、釣り糸などがひっかかっています。

20240303おそうじ隊3
車のバンパーのようなものやタイヤホイールなどが落ちていました

20240303おそうじ隊4
釣りの浮きです。
釣りのテグスは生き物に絡みつき殺してしまいます。
川へ遊びに来たら、ゴミは持ち帰りましょう。


【回収したゴミ】 
可燃ゴミ:4袋 
ペットボトル:1袋
ビン:1袋
缶類:1袋
不燃:約0.5m3(バンパー、タイヤホイールなど)


次回は4月7日(日)
10時に大蔵司橋に集合です。
ご参加お待ちしております。


2月末のこの日は霧雨が時折降って、寒い日でした。
浚渫
芥川では川にたまった土砂を撤去する工事が行われています。

イカルチドリ
イカルチドリがいました。
そろそろ繁殖期です。
工事予定地には営巣しないようにお知らせしたい。

ハシボソガラス
ハシボソガラスも巣作りを開始したようです。

バン
バンはまだ繁殖する気がないのか、額の赤が目立ちません。

次回活動日は3月28日(木)です。
10時に1階入り口に集合です。





雅楽協議会代表の鈴木さんから、雅楽と上牧・鵜殿のヨシのお話をしていただきました。鈴木さんは笙(しょう)の製作者です。篳篥(ひちりき)の蘆舌(ろぜつ)という吹き口に、上牧・鵜殿のヨシが使われています。2021年秋。このヨシがカナムグラなどのつる草に押し倒されて大打撃。篳篥用のヨシが取れなくなってしまいました。鵜殿のヨシが使えなくなると雅楽の主旋律を担当する篳篥の音色が変わってしまい、千年以上続いている雅楽そのものが変わってしまう!そこで鈴木さんは自分の仕事をすべて辞め、鵜殿のヨシを復活させるべく、ボランティア・アルバイトを集め、人手によるつる草抜きを始めました。鵜殿に通い続け、たくさんの生き物に出会うことができました。つる草抜きは今年も続きます。

(今年のつる草抜きの日程は雅楽協議会のホームページをご覧ください)


カナムグラに覆われたヨシ
カナムグラなどのツルに覆われたヨシ。

鵜殿の生き物

つる草抜きをした結果、ヨシだけでなく様々な動植物に出会うことができました。
写真はナンバンギセルとキツネノカミソリの花。

篳篥演奏
鵜殿のヨシを蘆舌(ろぜつ)(吹き口)に使った篳篥(ひちりき)の演奏。

笙演奏
笙(しょう)の演奏。
竹を17本使っています。

楽器
今日紹介された楽器。
上から、雅楽の楽器の笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)、篳篥(ひちりき)
その下は、手製のヨシ笛(エアリード)、ヨシ笛(シングルリード)、竹製の横笛、ホイッスルの内部。
手製の楽器も合わせ、どうやって音が出るのか、仕組みを解説してもらいました。

楽器の素材

楽器の素材。
上は、篳篥(ひちりき)、龍笛(りゅうてき)に使うマダケの雌竹、
下2本は、笙(しょう)に使うマダケの雄竹、
下の細いヒモのようなものは、篳篥、龍笛の外側に巻く桜の皮。
桜の皮を細く削りだして笛の外側に巻くのだそうです。
巻きつけるための接着剤は、なんと卵白!
卵白を塗って桜の皮を貼り付け、熱を加えて卵白を固まらせて固定するそうです。
昔の人の知恵はすごいですね。



講師:鈴木治夫さん 雅楽協議会代表
日時:2024年3月2日 午後1時30分~3時30分
場所:あくあぴあ3階多目的ホール
参加者:25人

3月のイベント予定をお知らせいたします。

s-2024年3月_0229修正

各イベントの詳細および、部活動については、事務所までお問合わせください。


今日はバードセイバーを作る工作教室を行いました。
バードセイバーとは、鳥が窓にぶつかるのを防ぐシールです。
鳥は景色が写り込んだ窓の向こう側へ行けると思うようで、頭から窓にぶつかってしまうという事故が起こります。そこで、窓にバードセイバーを貼ることで、「何かがあるぞ」とブレーキをかけさせることができ、衝突死が防げる、というものです。

20240224バードセイバー1
なぜバードセイバーが必要なのか、お話を聞きます

20240224バードセイバー2
好きな型紙に色を塗ります

20240224バードセイバー3
ラミネートフィルムをかけます。
窓の外側に貼ってもらうため、雨でも破れないように加工します。

20240224バードセイバー4
余分なところを切ったら完成。
持って帰って窓の外側に貼ってください。

20240224バードセイバー5
今日の超大作! 1時間がかりで塗ってくれました。

工作教室「バードセイバー(鳥の衝突防止シール)づくり」
講師:豊川尚子さん((NPO)日本バードレスキュー協会)
日時:2024年2月24日 (土) 13:00~15:30
場所:2階展示室
参加者:55人





この日はずっと雨。午後からはちょっとマシという天気予報だったので実施することにしました。
集合時には少し降っていましたが、幸い観察中は降らず、コケが緑色で生き生きとキレイに開いていました。
今日のテーマは、コケを見分けるコツを伝授すること。
あえて名前を書いていない資料を渡し、じっくり観察してもらいました。

20240224コケ2
集合場所のブロックのすき間にコケがモサモサ生えていました。
黄緑のほうがネジクチゴケ、深緑のほうがハマキゴケ


20240224コ3
黄緑色は全部コケ。
目を近づけてじっくり観察。

20240224ケギボウシゴケ
ケギボウシゴケ

20240224エゾスナゴケ
エゾスナゴケ

20240224アゼゴケ
アゼゴケ

20240224フルノコゴケ
フルノコゴケ

20240224ナガハゴケ
ハナガゴケ


自然観察会 神社のコケ
講師:道盛正樹さん(日本蘚苔類学会会員・大阪自然史センター理事)
日時:2024年2月23日 午後1時30分~3時30分
場所:磐手公民館~磐手杜神社
参加者:19人
観察できたコケ:ハマキゴケ、ネジクチゴケ、エゾスナゴケ、ケギボウシゴケ、アゼゴケ、ギンゴケ、カラヤスデゴケ、ヒナノハイゴケ、フルノコゴケ、タチヒダゴケ、コモチイトゴケ、
ナガハシゴケ、サヤゴケ、ヒジキゴケ





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